バーでバイトを始めた

日常生活

少し良いホテルに入ってるバーでバイトを始めた。

初めての飲食で覚えることが多いけど楽しくやれている。今日は成人式の日で宴会が終わってきてくださるお客様が1組いらっしゃった。その新成人のお客様を見ていて感じたことを書こうと思う。

ラグジュアリーには
①その商品自体の価値があること
②お客様が求めてる「贅沢な時間」に応えてあげること
の2つの意味がある気がする。特に②については、ホテルのバーは内装が豪華で薄暗く雰囲気もクラシカルで高級感がある。お客様は良いサービスを期待する。お酒もツマミもスタッフも全てが上等であるかのように見えてくる。

しかしツマミは市販のものを高見えする盛り付けで提供し、スタッフは自分のような何の資格もない始めたばかりのアルバイトもいる。お酒自体はピンキリだと思うが、使うジュースやフルーツは「こだわりのお取り寄せ品」ではなく、その辺のスーパーでも買えるものだろう。

バイト先や飲食業界を批判したい訳では全くない。ただ、この実態に神髄を見た。「高級」は幻想であり、それを「贅沢な時間」として愉しむ客と、それを崩さないよう努めるスタッフの両者から成るということだ。

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